ひとり生きていく。みなと活きていく。
合法民泊という手段×悔いのない生きざまを表現できる自由。
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いまの世の中って、 ひとつ問題が起きると、 みんなで徹底的にやっつけるじゃない。 だから怖いの。 自分が当事者になることなんて、 だれも考えていないんでしょうね。
こんなイメージ感に基づいた民泊スタイルもあり。
民泊はエコ。
民泊は自然。
今あるものを、今必要なものに、今すぐブラッシュアップし直していく。
民泊は手段。
民泊は悪を善に変える。
民泊は醜を美に変える。
民泊は無を有に変える。
そのような合法民泊の場合、、
そのときに必要なマインドが、
下記の"樹木希林さん"のメッセージに詰まっている。
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あとは、 じぶんで考えてよ。
絆というものを、 あまり信用しないの。 期待しすぎると、 お互い苦しくなっちゃうから。
だいたい他人様から良く思われても、 他人様はなんにもしてくれないし(笑)。
迷ったら、 自分にとって楽なほうに、 道を変えればいいんじゃないかしら。
演技をやるために役者を生きているんじゃなくて、 人間をやるために生きているんです。
代表作?ないのよ。 助演どころか、 チョイ役チョイ役って渡り歩く、 チョイ演女優なの。
自分は社会でなにができるか、 と適性をさぐる謙虚さが、 女性を綺麗にしていくと思います。
楽しむのではなくて、 面白がることよ。 中に入って面白がるの。 面白がらなきゃやってけないもの、 この世の中。
老人の跋扈(ばっこ)が、 いちばん世の中を悪くすると思います。
病を悪、 健康を善とするだけなら、 こんなつまらない人生はないわよ。
死に向けて行う作業は、 おわびですね
サヨナラ、 地球さん。
靴下でもシャツでも、 最後は掃除道具として、 最後まで使い切る。
人間も、 十分生きて自分を使い切ったと思えることが、 人間冥利に尽きるんじゃないかしら。
そういう意味で、 がんになって死ぬのがいちばん幸せなのよ。
用意ができる。 片付けして、 その準備ができるのは最高だと思うの。
ひょっとしたら、 この人は来年はいないかもしれないと思ったら、 その人との時間は大事でしょう?
そうやって考えると、 がんは面白いのよ。
いまの世の中って、 ひとつ問題が起きると、 みんなで徹底的にやっつけるじゃない。 だから怖いの。 自分が当事者になることなんて、 だれも考えていないんでしょうね。
日本には「水に流す」という言葉があるけど、 桜の花は「水に流す」といったことを表しているなと思うの。
何もなかったように散って、 また春が来ると咲き誇る。 桜が毎年咲き誇るうちに、 「水に流す」という考えかたを、 もう一度日本人は見直すべきなんじゃないかしら。
それでは、 みなさん、 わたしは水に流されていなくなります。 今まで、 好きにさせてくれてありがとう。
樹木希林、 おしまい。
◼︎編集後記◼︎
樹木希林さん。
チカラを抜いているのに、超がんこな方。
事務所もマネージャーも運転手もいない。
仕事依頼はFAXだけ。ギャラ交渉は担当直入に自分がする。
実社会で人に必要とされ、たくさんの人や組織に貢献している。
噂話、陰口、筋違いを嫌う。
強烈な恋愛と家族関係。
単なる動物にあらず。
呼吸をして生きるだけのために生きていない。
人間を生きている。
ただ寿命を延ばすためだけの治療は行わず。
人生一度きり。
人は、一人生まれ、一人花咲き、一人老い、一人死ぬ。
難しく考えていない。プロ人間。
かわいい、きれい、かっこいい。
人は伝わる方、伝えたい方と。
すると、魅力的になる。
生き方。主観は人それぞれ。正解はない。
しかし、本当の自分を知られたとき、こんな人生すてきだな、こんな風に生きたい、と思える、思ってもらえる生きざま以外、
人として、生まれた価値と幸せは無いようにすら感じる。